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エキゾチックアニマルの診療

犬や猫と同じ水準の検査・治療を
すべての動物に

犬猫以外のペットアニマルを、
総じてエキゾチックアニマルと呼びます。

一言で言っても、おなじみのウサギ・ハムスターから、
最近人気のハリネズミやフクロモモンガ、
哺乳類以外ではセキセイインコやミドリガメなど、
多種多様な生き物が当てはまります。


エキゾチックアニマルさんにも優しい病院を目指して!!

エキゾチックアニマルは自然界では捕食者であることが多く、生存本能からかギリギリまで体の不調を表に出しません。症状が出た時にはもう手遅れということもままあります。なので、犬や猫と同等あるいはそれ以上に日々の健康チェックが重要になってきます。

飼育管理や病気に関して未解明の部分も多い分野ですが、一つの命として、犬や猫と同じように検査・治療を行うことを基本とし、それぞれに最大限のアプローチをさせていただきたいと考えています。


診療対応している動物

代表的な動物たち
ウサギ

ウサギ完全草食動物の小型哺乳類。一般的にストレスに弱いとされ、環境の変化などで調子を崩すことも多いです。遺伝要因や食餌中の繊維(牧草)不足による歯科疾患が非常に多く、消化管障害(いわゆる"毛球症")も多発します。メスでは子宮疾患が非常に多く、早期の避妊手術が推奨されます。体調の変化を隠す動物なので、普段から食餌の量や糞の数・大きさに注意してみて下さい。寿命は7年~10年程度。

フェレット

フェレット完全肉食動物で、国内の飼育個体はほとんどが避妊去勢と肛門腺の摘出を済ませています。犬ジステンパーに感染することが知られており、年一回の予防接種(犬用ワクチン)が推奨されています。また高齢になるとインスリノーマ、リンパ腫、副腎疾患といった特徴的な病気を発症する子が非常に多くなります。寿命は7~8年。

ハムスター

ハムスターネズミ目-キヌゲネズミ亜科のげっ歯類の総称です。ジャンガリアンやゴールデン、キャンベル、ロボロフスキーなど多様な種がペットとして流通しています。ヒマワリの種のイメージが強いですが、食べ過ぎて肥満になったり、病気の原因になることが多いので注意が必要です。体が小さいのもあり、思わぬ事故や、ケージに手足を挟んで骨折することも多いので、十分気を付けてあげてください。寿命は2年程度。

モルモット

モルモット完全草食動物で、チンチラ、デグーと近い仲間です。ウサギと同様に、歯科疾患が多くみられるので、食餌管理には十分な注意が必要です。また、他の動物と違いビタミンCを体内で合成できないので、食餌に添加する必要があります(最近のモルモットフードは十分配慮されているものも多いです)。寿命は6~7年。

デグー

デグー完全草食動物で、モルモットやチンチラに近い仲間です。知能が高く、人にも比較的慣れやすい動物と言われます。草食動物なので、やはり歯科疾患が多く認められ、麻酔をかけての歯科処置が必要な場合も少なくありません。また、糖質の過剰摂取により糖尿病を起こしやすいことが知られています。寿命は7~10年。

チンチラ

チンチラ完全草食動物で、モルモットやデグーの仲間です。南米のアンデス山脈原産で、湿気や暑さに非常に弱いです。夏場でも、湿度にもよりますが、20℃以下の飼育環境を作ってあげる必要があります。また、繊細で緻密性の高い被毛を持ち、被毛の健康を保つために毎日の砂浴びが必要です。他の草食動物と同様、歯科疾患も多い動物です。寿命は10年以上と言われています。

ハリネズミ

ハリネズミ雑食性の小型哺乳類です。適切な食餌はわかってないことも多く、栄養過多の肥満個体も多くみられます。背中の針を立てて外敵から身を守る能力に長けていますが、診察時にはそれが仇となり、ちょっとした検査でも麻酔が必要になります。若齢ではダニの寄生による皮膚炎、中~高齢では腫瘍や生殖器疾患が多くみられます。寿命は5年前後。

フクロモモンガ

フクロモモンガ「フクロ」の名の通り、お腹に育児用の袋を持つ有袋類(カンガルーの仲間)です。同じモモンガでも、げっ歯類であるアメリカモモンガとは全く異なる種になります。寂しさや発情、怪我などのストレスにより自咬症を引き起こします。また、肥満やカルシウム不足によるくる病(骨軟化症)も多いため、食餌管理に注意が必要となります。寿命は5~7年といわれています。

ブンチョウ

文鳥名前から日本の鳥と思われがちですが、原産は実は東南アジア。英語ではJava Sparrow(ジャワ島のスズメ)といいます。 重度の緊張により、一時的な挙動不審や痙攣、ぐったりするような発作を起こすことがあるので、注意が必要です。 他の飼い鳥と異なり、昼間の時間が短くなると発情を誘発すると言われています。 寿命は8~12年。

セキセイインコ

セキセイインコ最も一般的なコンパニオンバードで、オーストラリア原産。セキセイインコに限りませんが、発情関連の疾患が多く、その予防のために発情のコントロールを意識した飼育が必要となります。また、多くの個体にマクロラブダス(別名:AGY、メガバクテリア)の感染があることが知られており、最悪死亡するケースも多いことから、糞便検査による早期診断・早期治療が重要です。一般的な寿命は8~10年。

フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲオーストラリアの乾燥地帯に生息する地上凄(半樹上)のトカゲ。見た目はトゲトゲしていかついですが、基本的には温厚な種で、ペットトカゲの中では最もメジャーな種の一つです。興奮や発情、体調が悪い時など下アゴが黒く変色することがあります。子供の頃は昆虫食がメインですが、大人になると植物食よりの雑食になっていきます。紫外線の要求量が高い一方で、多湿には注意が必要です。寿命は5~8年ぐらいと言われています。

インドホシガメ

インドホシガメ主に陸上生活をし、水中には入らない種類のカメです。 リクガメは基本的に草食動物であり、主に野菜(小松菜など)を主食にします。野菜に含まれるカルシウムやリンの量など栄養バランスに配慮しながら与えます。 リクガメを総じてになりますが、ミドリガメと同様紫外線不足や産卵期のトラブル、不適切な飼育環境により体調不良をきたすことが多いです。 ちなみに一般に流通しているリクガメは乾燥に強い種が多いですが、インドホシガメはある程度の湿度管理が必要であり、やや飼育難易度が高めの種類です。寿命は40年前後と言われています。

ミシシッピーアカミミガメ

ミシシッピーアカミミガメいわゆるミドリガメ。基本的に丈夫なカメですが、好物のエビのあげすぎによるビタミンA欠乏や、紫外線不足による甲羅の変形など、不適切な飼育による病気がよく知られています。産卵場所を探しているうちにベランダから落ちる、といった事故もよくありますので、気をつけて下さい。また、本来日本にいないカメですが、ペットとして飼いきれず安易に放流された個体が日本の固有種を追いやり、大きな問題になっています。

珍しい動物たち
カメレオン類(エボシカメレオン、パンサーカメレオンなど)

カメレオン類(エボシカメレオン、パンサーカメレオンなど)樹上性に特化して進化したトカゲ類。気分や体調により体色を変化させます。昆虫を捕える長い舌や、長くまいた尻尾、左右別々に動く目、ミトンのような手足など、非常に特殊な体の特徴を持っています。他の爬虫類同様、温度や湿度、紫外線の管理が必要な他、給餌や水を飲ませるのにも工夫が必要で、飼育は爬虫類の中でも難しいと言われています。基本的に昆虫食ですが、エボシカメレオンは植物も採食します。

フクロウ類

フクロウ類狩猟に長けた特徴を持つ猛禽類の仲間です。視覚や聴覚に優れ、鋭い嘴と鉤爪を持ち、羽音を立てずに飛ぶことが出来ます。完全肉食、そのうがない、ペリット(丸呑みにした獲物の未消化物)を吐くなど、一般的な飼い鳥であるオウム目やスズメ目とは違った特徴を多く持っています。人気も知名度も高い仲間ですが、一般家庭におけるコンパニオンバードとしての歴史は浅く、適切な飼育方法や医療が確立されていないのが現状です。


診療対応動物一覧

  • ウサギ
  • フェレット
  • モルモット
  • チンチラ
  • デグー
  • ハリネズミ
  • ハムスター
  • リス類(シマリスなど)
  • ジリス類(プレーリードック、リチャードソンジリスなど)
  • モモンガ(フクロモモンガ、アメリカモモンガ)
  • オウム目(セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコなど)
  • スズメ目(ブンチョウ、カナリアなど)
  • トカゲ亜目(フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキなど)
  • 陸棲カメ(ホシガメ、ギリシャリクガメ、ホルスフィールドリクガメ、〔ロシアリクガメ・ヨツユビリクガメ〕、ヘルマンリクガメなど)
  • 半水棲カメ(イシガメ〔ゼニガメ〕、クサガメ、ミシシッピーアカミミガメ〔ミドリガメ〕など)
  • 水棲カメ(ニオイガメなど)
  • 両生類(アホロートル〔ウーパールーパ-〕、ベルツノガエル、アカハライモリなど)

*一覧にない種類はお問合せ下さい



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