動物別症例集

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)のヘミペニスプラグ

After

上記の写真は長期にわたってヘミペニスプラグが総排泄腔に詰まることにより周囲の組織が出血壊死してしまったレオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の写真です。

ヘミペニスプラグとはクロアカルサック内に定期的に溜まる黄色くて硬い塊のことで、クロアカルサックの中にあるヘミペニスの垢に汚れや膿などが溜まってヘミペニスプラグが形成されるのではないかと考えられます。
ヘミペニスプラグは通常、自力で排泄されますが、排泄の機会を失うと時間とともに水分を失いクロアカルサックに張り付いて、糞尿の排泄が困難になり、放置してしまうと、より汚れや細菌が付着され、ヘミペニスプラグの付着部位から二次的に感染や出血、壊死し悪化してしまいます。


対処法としては、患部の付着しているヘミペニスプラグを優しく剥離し、膿や壊死したところを除去し消毒を行い、抗生剤を投与することで細菌の進行を防ぎ、飼育環境を衛生的に保つことで傷の修復を試みます。

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