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動物別症例集 9ページ目

犬の胃捻転胃拡張症候群

胃捻転胃拡張症候群とは胃がねじれて拡張してしまう急性の病気のことを言います。最悪の場合、死に至ることもあります。原因としては食後の激しい運動・多量の食事を一気に食べる・遺伝的要因などがあり、一般的には胸の深い大型犬で起こりやすいですがどの犬種でも起こる可能性はあります。初期症状としては落ち着きがなくなる・お腹が張る・よだれ・吐く仕草などがあります。立てなくなったり、ショック症状がみられた場合は死亡率が高いので注意が必要です。治療は症状によって変わりますが、手術による捻転の修復と固定術が必要になる事が多いです。


デグーの妊娠

メスは生後6ヶ月で性成熟を迎え、4歳くらいまで繁殖できます。オスとメスを同じ場所で飼育すると自然に交尾が行われますが、相性が合わなければ交尾・受精が行われないこともあります。メスの妊娠期間は約90日ほどで、平均3~6匹出産します。妊娠は洋梨体型・胎動・急激な体重増加などで判断する以外に、レントゲン・エコーなどでも診断できます。


ハリネズミの脾臓肉腫(脂肪肉腫)

ハリネズミは腫瘍にかかりやすい動物で、高齢になると発症しやすくなります。発生場所は口腔内・皮下・腹腔内など様々で、悪性の腫瘍である場合が多いです。脾臓にできる腫瘍は線維肉腫などがありますが、今回の症例は脂肪細胞が腫瘍化した脂肪肉腫でした。内科的な治療では反応が乏しいため、外科的に摘出するのが一般的です。


フクロモモンガのアポクリン腺癌

アポクリン腺癌は、一般的に高齢の犬にできる腫瘍です。腰下リンパ節に転移しやすく、便が出にくい・多飲多尿・肛門周りが腫れるなどの症状が特徴的です。フクロモモンガは腫瘍自体の報告も少なく、育児嚢にみられるものは極めて稀です。育児嚢に発生したアポクリン腺癌は乳腺由来の腺癌と考えられ、犬に見られるアポクリン腺癌と同様、外科摘出しても再発・転移しやすい腫瘍と考えられます。


犬の第三眼瞼突出

第三眼瞼突出とは、第三眼瞼(または瞬膜)の裏側にある腺が炎症を起こし、赤く腫れた状態のことで、チェリーアイとも呼ばれます。先天的・後天的など原因は様々ですがそのままにしておくと結膜炎や角膜炎になってしまいます。軽度であれば点眼薬で腫れを引かせることができますが、慢性化したり突出が重度だと手術が必要になります。写真はポケット法と呼ばれるやり方です。


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